デザイナー 上田孝明の偏愛紙製品

 

プロダクトデザイナーとしての経験を生かし、現在は公共空間のデザインも行う上田さん。
そこにある空間と、行政や市民を交えながら設計を行き来し、その空間にとって最適な形を検討しながら、使う人の受け皿になるような公共空間をデザインしています。

そんな上田さんに、偏愛している紙製品をお伺いしました。

 

「okinaのプロジェクト耐水メモ」だそうです。

「シャワー時に、最もアイデアが浮かぶのだが、ユポ紙で水に濡れても破れず、鉛筆の載りも良いため、裸で発想を書き留めたい人に最適である。」

耐水メモの販売代理店にも確認しましたが、マニアックな使い方に興味深々でした。

こちらのメモは、災害時や登山の急な悪天候でも、使えるような機能がありますが、確かにふと生まれたアイデアを咄嗟に書き留めたくなるのはわかりますね。

歩いているときや、ランニングの時など一定のリズムで思考を漂わせていると良いアイデアが出そうです。こちらのメモはもちろん汗も弾きます。

 

防災グッズとしてもぜひ!


さて、まさに偏った愛着を教えてくれた上田さんが、「気になる・使ってみたい」大成紙器製作所の商品は…

「PAD NOTE」とのことです!

「複数の判型の紙が一冊にまとまっている点が良い。」

ということです。PAD NOTEは2つ折りの紙を束ねて製本しています。さらにメモパッドのようにその2つ折りの紙をスルスルと剥がしとることができます。

剥がした紙は、2つ折りなので開くとノートの見開きサイズの大きな紙に。つまりA5のノートからA4の紙が生まれるという画期的な商品!

早速お送りしたところ

「とても良い使い心地でした。建築家に特に需要が高そう。電車の中で作図したりしている建築士の勉強をしている人にも良いと思う。」とのことでした。

実は、PAD NOTEは建築家の方々の意見から商品開発のアイデアをもらったノート。建築士とも常に協働している上田さんのご名答でした!

okinaプロジェクト耐水メモ|商品ページ
PAD NOTE|商品ページ


 

 

上田孝明
MEMENT代表。クリエイティブディレクター、デザイナー。都市・公共空間・プロダクトのデザインを行う。公共空間の「質」研究部会員/まちなか広場賞審査員 / 東京藝術大学・東京理科大学非常勤講師 / 神戸市出身 / チョコと音楽好き

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