TINT

作り手とデザイナーの掛け合わせによって生まれる新しい紙加工の姿

TS STOREでは、大成紙器製作所ブランドの商品だけでなく、紙器具師（大成紙器製作所ブランドの担当者のことを自分たちではこう呼んでいます・・）が国内外の展示会や、POP UPなどから生まれた関係性を軸に紙の可能性と暮らしに寄り添うプロダクトをご紹介・販売しています。

今回ご紹介するのは「かみの工作所」の商品。運営するのは東京・立川市に拠点を構える福永紙工さん。紙加工業界は分業の産業で下請けも多い世界です。自分たちが研鑽した技術に自信を持ち、自らが伝え手になる。そうして2006年に生まれたのが「かみの工作所」です。以来、数多のデザイナーや建築家と協働し話題性のあるプロジェクトをたくさん展開してきました。
今回ご紹介するのは、その中でも大成紙器製作所とも親和性が高い、空間を「しつらえる」ような商品です。 

幻想的な「光を纏う」一輪挿し

TINTはドライフラワーのための一輪挿し。
光が当たると内側にある色が響きあって、表面に色のグラデーションをつくります。
窓際など強い光のある場所に置くと、より一層色濃くなります。
この製品は使用される環境により、グラデーションの表現が異なります。
また入れるドライフラワーの陰影も情緒的な姿となって見えることができます。

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Photo:Ryoukan Abe